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中國タングステン産業と當面する課題
作者:周 菊秋    本源:周 菊秋    更新時間:2009-12-2 20:41:57

中國タングステン産業と當面する課題


 

  中國タングステン産業と當面する課題
                中國タングステン協會 會長 周 菊秋


2008 年上期の中國タングステン産業
2008 年上期、全國タングステン業の生産量は成長
を維持したが、経済効果はマイナス成長となった。特
に製錬企業の利益が大幅減となった。タングステン業
界全體の利益の反落速度が速まったが、超硬合金とタ
ングステン材の企業の利益はやや増加した。
年初の雨雪凍結被害、タングステン製品の輸出関稅
の引上げ、ドルの持続的切下げ、世界経済の成長減速
等の影響で、タングステン製品の輸出量が減少し、國
內のタングステン市場価格も上昇し後やや下落した。
國際価格も小幅な下落を見せた。
タングステン鉱の採掘コストが引続き上昇し、製錬
企業の原料、動力、人件費も高止まりしている。
(1)生産
全國のタングステン精鉱生産量は安定維持。中國有
色金屬工業協會の統計によると、2008 年上期の全國
タングステン精鉱の生産量は37,137t(WO3 65%)で、
2007 年同期の39,664t より6.37%減少した(表Ⅱ-1-1)。
2008 年は、年初以來、全國タングステン精鉱生産量
は前年同期比で6 か月連続して減少し、前5 か月は前
年比でそれぞれ18.37%、26.53%、19.27%、12.00%、
4.01%減であった。
製錬加工製品の生産量に増減があり、伸び率がやや
減少した。タングステン製錬加工企業66 社が提供し
たデータが示すように、前年同期比でAPT+12.07%、
酸化タングステン(WO3)+1.48%、タングステン粉
+56.81%、炭化タングステン(WC)+31.34%、タン
グステン棒+13.87%、超硬合金+16.97%、タングステ
ン線+1.92%、フェロタングステン(FeW)+18.76%
と、主要タングステン製品の生産量がそれぞれ増加し
た。AMT と混合料の生産量は前年同期比でそれぞれ
-11.12%と-1.98%であった。

広 東249 1,222 -67.17
広 西327 1,395 30.58
四 川12 17
雲 南19 130
福 建235 781
浙 江41 70 -42.15
內モンゴル340 763 72.05
河 南405 2,045 57.31
湖 北34 98 32.30
全 國7,636 37,137 -6.37
(単位:t、WO3 65%)
(2)利益
多くの企業で主営業収入が増えたが、納稅額が減
少している。タングステン企業83 社の主営業收入は
前年同期比24.12%増であったが、納稅額と利益額は
前年同期比で-7.49%と-21.39%であった。その內訳
としては、タングステン鉱山企業26 社、超硬合金企
業42 社、タングステン材料メーカー3 社、フェロ・
タングステン・メーカー3 社の主営業務收入は前年
同期比でそれぞれ+6.71%、+13.54%、+4.29%、+
13.13%であった。
タングステン製錬企業9 社の主営業務收入が前年同
期比-33.19%となった。
タングステン鉱山企業26 社、タングステン製錬企
業9 社、フェロ・タングステン・メーカーの利益は前
年同期比でそれぞれ-0.43%、-150.73%、-23.51%
となった。
超硬合金メーカー42 社とタングステン材料メー
カー3 社の利益が前年同期比でそれぞれ+25.01%と
+0.67%であった。
(3)輸出入
2008 年上期、タングステン製品は輸出関稅の引上
げ、元高、不安定な世界経済等の影響により、輸出業
者が厳しい狀況に押しやられ、輸出量が大幅に反落し
た。輸入は小幅な増加で、輸出の製品構造に変化が生
じている。
2008 年上期、中國が輸出したタングステン製品
は12,809t(金屬量、超硬合金は含まず、以下同じ)
で、前年同期比で17.53%減少した。そのうち輸出が
6,466.6t で年間輸出割當額の43.4%を占めた。輸出額
は4.42 億US $で前年同期比21.03%減となった。輸入
品は3,101t で前年同期比+6.31%であった。そのうち
(672)
2009.1 金屬資源レポート87
海外情報紹介中國タングステン・モリブデンフォーラム
タングステン精鉱輸入が2,493t で前年同期比+8.75%、
輸入額が0.82 億US $で前年同期比+3.82%であった。
・ タングステン製品の輸出は以下のとおり。中間
製品の輸出が主であるという局面が前年同期に比
べやや改善されたが、中間製品が依然輸出総量の
90.95%を占め、二次加工製品であるタングステ
ン線とタングステン材の合計は9.05%で、前年同
期比3.79 ポイント上昇したに過ぎない。タング
ステン製品は主に西歐州やアジアに輸出されてい
るが、これらの地域向けの輸出量は全體の78.5%
を占め、前年同期比3.3 ポイント減となった。米
國向け輸出は18.46%、その他地域への輸出が
3.03%を占めた。
・ タングステン製品の輸入は以下のとおり。內訳は
タングステン精鉱の輸入が2,492.7t で輸入総量の
80.38%を占め、前年同期比で1.58 ポイント上昇し
た。スクラップ輸入は171.9t で5.54%を占め、前
年同期と同水準を維持した。輸入元は主にアフリ
カと西歐州であり、総量の52.51%を占めている。
(4)政策環境
2008 年上期、9 部門が共同で鉱山資源開発に関する
秩序を全國的に整理・規範化を「見直す」アクション
プランを展開し、タングステン鉱資源開発分野の各種
違法行為を厳しく取り締まり、タングステン鉱採掘に
対する規範整備業務における死角を取除き、資源開発
の整理・統合を強力に推し進めた。
國は稅制調整の手段と政策體系を改善し、輸出入稅
制を活用し、「高消費・高汚染・資源型」製品の輸出
を引続き抑制した。
國務院関稅稅則委員會が「2008 年の関稅実施案に
関する通知」(稅委會[2007]25 號)を下達し、2008
年1 月1 日よりタングステン製品の輸出暫定関稅を徴
収することとその引上げが明確になった。
・ 2007 年1 月1 日から5 ~ 15%の輸出暫定関稅を
実施した上で、関稅稅率を引上げた。タングス
テンを含む鉱山灰や殘渣の輸出暫定稅率が10%、
炭化タングステン・タングステン粉・未鍛造タン
グステンの輸出暫定稅率が5%、スクラップの輸
出暫定稅率が15%で據え置かれた以外、三酸化
タングステン・APT・AMT(2007 年6 月1 日徴
稅開始)は5%から10%に、フェロタングステン
は10%から20%に、フェロ・シリコ・タングス
テンは15%から20%(2007 年6 月1 日に10%か
ら15%に調整)にそれぞれ引上げられた。
・ 2007 年7 月1 日より、タングステン酸・青酸化
タングステン・その他のタングステン酸化物及び
水酸化物・タングステン酸ナトリウム・タングス
テン酸カルシウム・AMT・その他のタングステ
ン酸塩・未焼結金屬炭化物(自身の混合または金
屬接著剤との混合を含む)等のタングステン製品
の輸出還付稅を撤廃し、かつタングステン線やそ
の他タングステン製品の輸出還付稅を5%に引下
げたのに続き、タングステン酸・タングステン酸
ナトリウム・タングステン酸カルシウム・その他
タングステン酸塩・その他タングステン酸化物と
水酸化物に対し10%の輸出暫定稅率を執行した。
・ 商務部・稅関総署(2007)110 號公告で、2008 年
1 月21 日よりタングステン酸ナトリウム・タン
グステン酸カルシウム・その他のタングステン酸
塩を加工貿易禁止類商品目録に新たに加えられ
た。これにより加工貿易禁止類とされたタングス
テン商品は15 品目となった。
・ 商務部が公布した2008 年のタングステン製品輸
出割當額指標は1.49 萬t(金屬量換算)で、昨年
より5%減少している。
・ 継続的ドル安、世界経済の減速、タングステン製
品の輸出暫定関稅の徴収開始と稅率の引上げ、マ
クロ調整政策の効果の顕在化等の影響で、タング
ステン製品の輸出業者は厳しい環境に直面してい
る。
Ⅱ-1-2. 需給狀況及び中國のタングステン資源埋蔵量
(1)中國の市場需要
2007 年、國內経済は依然急成長を維持し、GDP は
11.4%成長した。全國の都市固定資産投資は137,239
億元で24.8%増であった。全國の不動産開発投資額は
25,280 億元で、30.2%伸びた。タングステン消費に直
接関係する主要工業生産品の生産量はやや大きな伸び
率を維持し、國內の経済成長がタングステン需要の増
加を促している。
ここ數年、タングステン消費量は安定的に増加して
おり、2007 年の國內消費量は2.5 萬t(W 金屬量)を
超え、2006 年の2.35 萬t より6.38%伸びた。2007 年
の國外需要も依然高いレベルを維持し、全世界の消費
量は6 萬t(W 金屬量)を超えた(図Ⅱ-1-1)。
2008 年上期の國內総生産は前年同期比10.4%増で
引続きタングステンの需要を牽引している。
(2)世界のタングステン消費
2007 年の全世界のタングステン消費量は65,200t で
2006 年より5.03%増、1998 ~ 2007 年の年平均消費量
の伸び率は5.34%であった。中國消費量が全世界の
38.34%を占めている。
(3)タングステンの供給狀況
タングステンの市場への供給は基本的に安定してい
る。
2007 年、タングステン精鉱の供給と國內外市場の
需要はほぼバランスがとれていたが、ますます増強傾
向にある國內の製錬加工能力と精鉱需要との間の依然
矛盾が存在している。
2007 年、有色金屬協會の統計による全國タングス
テン精鉱生産量は80,438t(WO3 65%)であった。
(673)
88 2009.1 金屬資源レポート
中國タングステン・モリブデンフォーラム海外情報紹介
2008 年上期の全國タングステン精鉱生産量は37,137t
(WO3 65%)である。
(4)中國タングステン資源埋蔵量
國土資源部によると2007 年末現在のタングステン
鉱の確認埋蔵量は551.55 萬t で前年比6.8 萬t・1.21%
減となった。
江西省のタングステン資源埋蔵量は96.70 萬t(WO3)
で全國総量の17.53%を占め、湖南省の埋蔵量は192.58
萬t(WO3)で全國の34.91%を占めている。
(5)今後の展望
業界の政策レベルから見ると、タングステン製品の
輸出割當額を年々減らすことは、短期的には輸出に影
響が出るが、長期的に見ると、製品の構造調整を奨
勵し、中低レベルの製品の輸出を抑制し、一次製錬加
工への盲目的な投資を制限するための重要な措置とな
る。輸出稅還付政策から還付率の引下げ、還付稅の撤
廃、輸出関稅の徴収という輸出関稅政策の段階的調整
は、製品の輸出奨勵から輸出制限への重要な政策転換
であり、大勢の赴くところである。また、國の外貨準
備高の増加スピードを緩和し、輸出製品の構造を調整
し、科學的発展と持続可能な発展を促進する上での重
大な政策決定でもある。
ここ數年の國內タングステン市場の狀況から見る
と、國內経済は2 ケタの成長率を維持し、2008 年上
期の國內総生産も前年同期比10.4%増となっている
が、これが需要の安定成長を後押ししている。一方、
國のマクロ政策の調整、採掘総量拡大傾向の抑制、関
稅の引上げによる輸出規制等が、産業の構造調整、輸
出製品構造の最適化、輸出価格の安定的値上げを強力
に促進していくものと思われる。
國際タングステン市場の狀況から見ると、2001 年
以前の中國の製品輸出の年間平均価格は8,000US $/t
( 金屬、以下同じ) 未満であったが、2006 年には
30,000US $/t 超の34,706US $/t となり、既に3 年間安
定的に30,000US $以上を維持している。これが國際市
場の価格安定化のベースになっている。2008 年の世
界経済は変動的で成長スピードも鈍化し、それが國際
市場の需要の安定成長と安定価格にマイナス要因とな
りえるが、その影響は限定的なものと思われる。
國際タングステン市場価格は今後も安定的に推移
し、小幅な揺れが予想される。
Ⅱ-1-3. 中國タングステン産業における課題とその対策
中國のタングステン業界は(1)企業規模が小さい、
(2)數が多い、(3)産業集積度が低いという狀況はやや
改善されたが、まだ抜本的な改善には至っていない。
経済のグローバル化が進むにつれて、中國の大中型
タングステン企業の強大化を図る上で差し迫った戦略
課題は以下のとおりである。すなわち、APT・酸化タ
ングステン・タングステン粉・炭化タングステンを原
料とするハイエンド超硬合金・耐磨耗部品・バイト・
切削工具・高級タングステン線・タングステン材等の
製品ラインアップの充実を図り、グローバルな生産販
売體制とネットワークを構築し、買収・合併等の方法
で國內市場に立腳するか、または國內市場を強固なも
のにし、國際市場のシェアを拡大し、國內資源の整理
統合を加速し、國際タングステン資源の開発利用を推
進し、生産・科研・販売・投資を一體化した集約化・
國際化された大型タングステン企業集団を形成する。
今後は、タングステンの精密加工と二次加工分野に
おける高技術含有量・高付加価値製品をめぐる市場競
爭の熾烈化が予想される。
(1)顕著な課題
タングステン製錬加工能力が過剰で、タングステン
採掘総量も依然多く、全體的な資源利用レベルが低い。
一次タングステン製品の低レベルな重複建設が続い
ており、早急に製品構造の調整が必要で、粗放型経済
成長方式の転換が迫られている。
産業集積度が全體的に低く、業界全體の競爭力が脆
弱である。

図Ⅱ-1-1. 國內タングステン消費量の推移
(674)
2009.1 金屬資源レポート89
海外情報紹介中國タングステン・モリブデンフォーラム
市場管理が規範化されておらず、適當性競爭・密輸
等の問題が根治されていない。
①タングステン製錬加工能力過剰の問題
 APT・タングステン粉・酸化タングステン等の
一次産品とローエンド「普及品」超硬合金の生産能
力は依然過剰であるにも拘らず、投資プロジェクト
がなお増え続けており、生産能力が拡大している
(図Ⅱ-1-2)。
 2007 年の統計結果は以下のとおり。
 タングステン製錬企業51 社のAPT 生産能力は
16.10 萬t(建設中及び建設予定の1.4 萬t は除く)だ
が、実際の生産量は5.49 萬t しかなく、能力の65.9%
が遊休狀態にある。
 タングステン粉メーカー69 社の生産能力は5.76
萬t(建設中の0.7 萬t は除く)だが、実際の生産
量はわずか2.19 萬t しかなく、能力の61.97% が遊
休狀態にある。
 超硬合金メーカー198 社の超硬合金生産能力は
3.39 萬t(建設中及び建設予定の0.4 萬t は除く)だ
が、実際の生産量はわずか1.65 萬t しかなく、能力
の51.32% が遊休狀態にある。
 タングステン線メーカー33 社の生産能力は295.6
億m(建設中のプロジェクトは除く)だが、実際の
生産量はわずか212 億m しかなく、能力の28.28%
が遊休狀態にある。
 フェロ・タングステン・メーカー7 社の生産能力
は3.1 萬t だが、実際の生産量は1.2 萬t しかなく、
能力の61.29%が遊休狀態にある。

図Ⅱ-1-2. 2007 年主要タングステン製品生産能力と生産量の比較
② 依然タングステン採掘総量が多く、全體的な資源利
用レベルが低い
 2002 ~ 2006 年: 全國のタングステン年間採掘総
量指標は50,092t、実際の精鉱年
間生産量は75,762.6t で、年平均で
採掘規制指標を51.25%オーバー
している。
 2007 年: 全國の年間採掘総量指標は59,270t、実際
のタングステン精鉱年間生産量は80,438t
で、年平均で採掘総量規制指標を35.71%
オーバーしている。採掘総量規制は多少
効果を挙げているものの、全體的な採掘
量がまだ多過ぎる。
 ・ 調査によると、中國のタングステン資源利用率
は依然低く、全國平均でわずか約50%である。
特に小規模企業の資源利用率が約30%と低く、
深刻な資源の浪費を招いている。
③製品構造の最適化問題
 ・ 高級・精密・最先端のタングステン製品の研究
開発が求められている。科學技術への投資、國
外の先端技術に追いつき追い越すこと、企業の
自主革新能力と革新意識の強化、業界全體の國
際競爭力のアップ等の面で依然後れをとってお
り、産業構造の最適化とレベルアップの加速を
妨げている。
 ・ タングステンの初・中級産品の輸出量が総輸出
量の85.8%を占め、初・中級産品の輸出を主と
している局面の抜本的改善がなされていない。
 ・ 國外の先進的なタングステン工業と比べ、中
國のタングステン工業は製品の最適化とレベル
アップを加速し、獨自の知的財産権を擁する先
進的なタングステン製錬加工技術と製品を開発
し、企業の資本運営能力を向上させ、國際化さ
れた管理理念を確立し、グローバルなマーケ
ティング・ネットワークを構築し、國際市場に
おける競爭力を適宜高めていく必要がある。

④全體的な競爭力が脆弱
 中國のタングステン企業は小規模で數が多く、生
産集積度が低い。例えば、超硬合金企業は大小合わ
せて600 余社あるが、規模が100t 超の企業は30 社
未満である。全國のタングステン精鉱生産割當枠內
の鉱山100 余社の中で、精鉱の年間生産量が500t 超
の企業はわずか32 社である。數社の大企業を除き、
ほとんどの製錬加工企業が一次加工品を生産してお
り、製品のレベルと技術含有量が低い。研究開発へ
の投入が少なく、ハイレベルな研究開発機関が少な
く、ほとんどの企業で研究開発への投入が売上の
1%未満で、一部その比率が1 ~ 2%の企業もある。
一方、國外の同業企業のそれは4 ~ 5%に達してい
る。國外企業との格差が大きく、技術革新能力が劣
り、科學技術の進歩のタングステン業の経済成長へ
の貢獻度も低い。自主知的財産権を持つ高エンド製
品を研究開発し、企業のコア競爭力と業界全體の競
爭力を向上させる必要がある。
(2)対策提案
① 総量規制はタングステン業の経済発展方式を転換す
る上でのキーポイントであり、各「見直し」措置を
適切に実行し、タングステン鉱の採掘を規範化し、
採掘量を抑制する。
② 科學的発展観を徹底させ、國が発表した一連のタン
グステン産業政策を真摯に執行し、一次産品生産能
力の盲目的な拡張を抑制する。
③ 地質探査を強化し、タングステン業の持続可能な発
展のための資源を確保する。
④ 市場行動を規範化し、悪性競爭を抑制し、密輸を取
り締まる。
・ 當面のマクロ経済とタングステン業の情勢の変化
を見極め、行政管理の権威性と執行力を高め、タ
ングステン精鉱の採掘総量を厳しく管理し、中國
タングステン資源の優位性を充分発揮し、タング
ステン業界參入関連の措置を速やかに策定・実行
し、低レベルの盲目的な重複建設を阻止し、タン
グステン鉱採掘における「散在・混亂・根本を正
す」という目標を実現していく。
・ 企業自身の発展の方向性を見極め、國が発表した
一連のタングステン産業政策をよく執行し、製品
構造の調整、産業の最適化・レベルアップを重視
し、コア競爭力とリスク回避能力を高め、タング
ステン業経済のより良く、迅速な発展を促進して
いく。
・ 溫家寶総理がタングステン業百年の計として提示
した「保護と合理的な開発利用の方針を堅持し、
タングステン業の持続可能な発展を実現する」と
いう重要な指示を実行に移し、科學的発展観を実
現し、企業の自主革新を加速し、業界の協調と自
律を強化し、市場とタングステン価格を安定さ
せ、調和のとれたタングステン業を確立し、業界
全體で調和のとれたwinwin の関係と持続可能な
発展を実現する。
・ 鉱山地質探査事業を強化し、循環型経済の発展と
環境保全に力を入れ、資源利用率を高め、資源の
再利用とリサイクルを提唱し、最大限かつ経済的
な方法で回収可能な全てのタングステン資源を回
収し、既存鉱山の利用年數の延長を図る。
・ 國に対しタングステン製品加工貿易の管理を強化
し、加工貿易禁止類品目に関する政策を整備し、
政策によるバランシングと調整機能を発揮させる
ことを提案する。
・ 鉱山地質探査事業を強化し、循環型経済の発展と
環境保全に力を入れ、資源利用率を高め、資源の
再利用とリサイクルを提唱し、最大限かつ経済的
な方法で回収可能な全てのタングステン資源を回
収し、既存タングステン鉱山の利用年數の延長を
図る。
・ 國に対しタングステン鉱資源の備蓄制度を構築す
るように提案する、新たに発見された鉱區をよく
保護し、大中型生産鉱區に生産模規保護區を設け、
タングステン業の持続可能な発展のための資源を
確保する。
・ 中國タングステン協會は引続き政府に対しタング
ステン業の整理統合及び総量規制と輸出管理の強
化を働きかけ、中國タングステン業の全體的競爭
力を高め、科學的発展の促進に努める。
(676)
2009.1 金屬資源レポート91
海外情報紹介中國タングステン・モリブデンフォーラム
Ⅱ-2-1. 2007 年の國內タングステン消費
2007 年8 月にウルムチで開催されたタングステン・
モリブデン會議における発表の中で個人的にまとめた
各種資料に基づき、2006 年の國內タングステン消費
數量は25,994t、すなち2.6 萬t と算出した。その內訳
は以下のとおり。
・ 硬質合金で消費したタングステン金屬量は11,505.3t
・特殊鋼で消費したタングステン金屬量は8,251t
・ タングステン材料で消費したタングステン金屬量
は3,714t
・ タングステン化學工業で消費したタングステン金
屬量は2,524t
86 2009.1 金屬資源レポート
中國タングステン・モリブデンフォーラム海外情報紹介
Ⅱ-1-1. 2008 年上期の中國タングステン産業
2008 年上期、全國タングステン業の生産量は成長
を維持したが、経済効果はマイナス成長となった。特
に製錬企業の利益が大幅減となった。タングステン業
界全體の利益の反落速度が速まったが、超硬合金とタ
ングステン材の企業の利益はやや増加した。
年初の雨雪凍結被害、タングステン製品の輸出関稅
の引上げ、ドルの持続的切下げ、世界経済の成長減速
等の影響で、タングステン製品の輸出量が減少し、國
內のタングステン市場価格も上昇し後やや下落した。
國際価格も小幅な下落を見せた。
タングステン鉱の採掘コストが引続き上昇し、製錬
企業の原料、動力、人件費も高止まりしている。
(1)生産
全國のタングステン精鉱生産量は安定維持。中國有
色金屬工業協會の統計によると、2008 年上期の全國
タングステン精鉱の生産量は37,137t(WO3 65%)で、
2007 年同期の39,664t より6.37%減少した(表Ⅱ-1-1)。
2008 年は、年初以來、全國タングステン精鉱生産量
は前年同期比で6 か月連続して減少し、前5 か月は前
年比でそれぞれ18.37%、26.53%、19.27%、12.00%、
4.01%減であった。
製錬加工製品の生産量に増減があり、伸び率がやや
減少した。タングステン製錬加工企業66 社が提供し
たデータが示すように、前年同期比でAPT+12.07%、
酸化タングステン(WO3)+1.48%、タングステン粉
+56.81%、炭化タングステン(WC)+31.34%、タン
グステン棒+13.87%、超硬合金+16.97%、タングステ
ン線+1.92%、フェロタングステン(FeW)+18.76%
と、主要タングステン製品の生産量がそれぞれ増加し
た。AMT と混合料の生産量は前年同期比でそれぞれ
-11.12%と-1.98%であった。
Ⅱ. フォーラムにおける報告紹介
Ⅱ-1. 中國タングステン産業と當面する課題
中國タングステン協會 會長 周 菊秋
表Ⅱ-1-1. 全國タングステン精鉱生産量
省/自治區2008 年6 月2008 年上期累計2007 年同期比(%)
江 西3,437 18,668 7.12
湖 南2,538 11,948 -18.39
広 東249 1,222 -67.17
広 西327 1,395 30.58
四 川12 17
雲 南19 130
福 建235 781
浙 江41 70 -42.15
內モンゴル340 763 72.05
河 南405 2,045 57.31
湖 北34 98 32.30
全 國7,636 37,137 -6.37
(単位:t、WO3 65%)
(2)利益
多くの企業で主営業収入が増えたが、納稅額が減
少している。タングステン企業83 社の主営業收入は
前年同期比24.12%増であったが、納稅額と利益額は
前年同期比で-7.49%と-21.39%であった。その內訳
としては、タングステン鉱山企業26 社、超硬合金企
業42 社、タングステン材料メーカー3 社、フェロ・
タングステン・メーカー3 社の主営業務收入は前年
同期比でそれぞれ+6.71%、+13.54%、+4.29%、+
13.13%であった。
タングステン製錬企業9 社の主営業務收入が前年同
期比-33.19%となった。
タングステン鉱山企業26 社、タングステン製錬企
業9 社、フェロ・タングステン・メーカーの利益は前
年同期比でそれぞれ-0.43%、-150.73%、-23.51%
となった。
超硬合金メーカー42 社とタングステン材料メー
カー3 社の利益が前年同期比でそれぞれ+25.01%と
+0.67%であった。
(3)輸出入
2008 年上期、タングステン製品は輸出関稅の引上
げ、元高、不安定な世界経済等の影響により、輸出業
者が厳しい狀況に押しやられ、輸出量が大幅に反落し
た。輸入は小幅な増加で、輸出の製品構造に変化が生
じている。
2008 年上期、中國が輸出したタングステン製品
は12,809t(金屬量、超硬合金は含まず、以下同じ)
で、前年同期比で17.53%減少した。そのうち輸出が
6,466.6t で年間輸出割當額の43.4%を占めた。輸出額
は4.42 億US $で前年同期比21.03%減となった。輸入
品は3,101t で前年同期比+6.31%であった。そのうち
(672)
2009.1 金屬資源レポート87
海外情報紹介中國タングステン・モリブデンフォーラム
タングステン精鉱輸入が2,493t で前年同期比+8.75%、
輸入額が0.82 億US $で前年同期比+3.82%であった。
・ タングステン製品の輸出は以下のとおり。中間
製品の輸出が主であるという局面が前年同期に比
べやや改善されたが、中間製品が依然輸出総量の
90.95%を占め、二次加工製品であるタングステ
ン線とタングステン材の合計は9.05%で、前年同
期比3.79 ポイント上昇したに過ぎない。タング
ステン製品は主に西歐州やアジアに輸出されてい
るが、これらの地域向けの輸出量は全體の78.5%
を占め、前年同期比3.3 ポイント減となった。米
國向け輸出は18.46%、その他地域への輸出が
3.03%を占めた。
・ タングステン製品の輸入は以下のとおり。內訳は
タングステン精鉱の輸入が2,492.7t で輸入総量の
80.38%を占め、前年同期比で1.58 ポイント上昇し
た。スクラップ輸入は171.9t で5.54%を占め、前
年同期と同水準を維持した。輸入元は主にアフリ
カと西歐州であり、総量の52.51%を占めている。
(4)政策環境
2008 年上期、9 部門が共同で鉱山資源開発に関する
秩序を全國的に整理・規範化を「見直す」アクション
プランを展開し、タングステン鉱資源開発分野の各種
違法行為を厳しく取り締まり、タングステン鉱採掘に
対する規範整備業務における死角を取除き、資源開発
の整理・統合を強力に推し進めた。
國は稅制調整の手段と政策體系を改善し、輸出入稅
制を活用し、「高消費・高汚染・資源型」製品の輸出
を引続き抑制した。
國務院関稅稅則委員會が「2008 年の関稅実施案に
関する通知」(稅委會[2007]25 號)を下達し、2008
年1 月1 日よりタングステン製品の輸出暫定関稅を徴
収することとその引上げが明確になった。
・ 2007 年1 月1 日から5 ~ 15%の輸出暫定関稅を
実施した上で、関稅稅率を引上げた。タングス
テンを含む鉱山灰や殘渣の輸出暫定稅率が10%、
炭化タングステン・タングステン粉・未鍛造タン
グステンの輸出暫定稅率が5%、スクラップの輸
出暫定稅率が15%で據え置かれた以外、三酸化
タングステン・APT・AMT(2007 年6 月1 日徴
稅開始)は5%から10%に、フェロタングステン
は10%から20%に、フェロ・シリコ・タングス
テンは15%から20%(2007 年6 月1 日に10%か
ら15%に調整)にそれぞれ引上げられた。
・ 2007 年7 月1 日より、タングステン酸・青酸化
タングステン・その他のタングステン酸化物及び
水酸化物・タングステン酸ナトリウム・タングス
テン酸カルシウム・AMT・その他のタングステ
ン酸塩・未焼結金屬炭化物(自身の混合または金
屬接著剤との混合を含む)等のタングステン製品
の輸出還付稅を撤廃し、かつタングステン線やそ
の他タングステン製品の輸出還付稅を5%に引下
げたのに続き、タングステン酸・タングステン酸
ナトリウム・タングステン酸カルシウム・その他
タングステン酸塩・その他タングステン酸化物と
水酸化物に対し10%の輸出暫定稅率を執行した。
・ 商務部・稅関総署(2007)110 號公告で、2008 年
1 月21 日よりタングステン酸ナトリウム・タン
グステン酸カルシウム・その他のタングステン酸
塩を加工貿易禁止類商品目録に新たに加えられ
た。これにより加工貿易禁止類とされたタングス
テン商品は15 品目となった。
・ 商務部が公布した2008 年のタングステン製品輸
出割當額指標は1.49 萬t(金屬量換算)で、昨年
より5%減少している。
・ 継続的ドル安、世界経済の減速、タングステン製
品の輸出暫定関稅の徴収開始と稅率の引上げ、マ
クロ調整政策の効果の顕在化等の影響で、タング
ステン製品の輸出業者は厳しい環境に直面してい
る。
Ⅱ-1-2. 需給狀況及び中國のタングステン資源埋蔵量
(1)中國の市場需要
2007 年、國內経済は依然急成長を維持し、GDP は
11.4%成長した。全國の都市固定資産投資は137,239
億元で24.8%増であった。全國の不動産開発投資額は
25,280 億元で、30.2%伸びた。タングステン消費に直
接関係する主要工業生産品の生産量はやや大きな伸び
率を維持し、國內の経済成長がタングステン需要の増
加を促している。
ここ數年、タングステン消費量は安定的に増加して
おり、2007 年の國內消費量は2.5 萬t(W 金屬量)を
超え、2006 年の2.35 萬t より6.38%伸びた。2007 年
の國外需要も依然高いレベルを維持し、全世界の消費
量は6 萬t(W 金屬量)を超えた(図Ⅱ-1-1)。
2008 年上期の國內総生産は前年同期比10.4%増で
引続きタングステンの需要を牽引している。
(2)世界のタングステン消費
2007 年の全世界のタングステン消費量は65,200t で
2006 年より5.03%増、1998 ~ 2007 年の年平均消費量
の伸び率は5.34%であった。中國消費量が全世界の
38.34%を占めている。
(3)タングステンの供給狀況
タングステンの市場への供給は基本的に安定してい
る。
2007 年、タングステン精鉱の供給と國內外市場の
需要はほぼバランスがとれていたが、ますます増強傾
向にある國內の製錬加工能力と精鉱需要との間の依然
矛盾が存在している。
2007 年、有色金屬協會の統計による全國タングス
テン精鉱生産量は80,438t(WO3 65%)であった。
(673)
88 2009.1 金屬資源レポート
中國タングステン・モリブデンフォーラム海外情報紹介
2008 年上期の全國タングステン精鉱生産量は37,137t
(WO3 65%)である。
(4)中國タングステン資源埋蔵量
國土資源部によると2007 年末現在のタングステン
鉱の確認埋蔵量は551.55 萬t で前年比6.8 萬t・1.21%
減となった。
江西省のタングステン資源埋蔵量は96.70 萬t(WO3)
で全國総量の17.53%を占め、湖南省の埋蔵量は192.58
萬t(WO3)で全國の34.91%を占めている。
(5)今後の展望
業界の政策レベルから見ると、タングステン製品の
輸出割當額を年々減らすことは、短期的には輸出に影
響が出るが、長期的に見ると、製品の構造調整を奨
勵し、中低レベルの製品の輸出を抑制し、一次製錬加
工への盲目的な投資を制限するための重要な措置とな
る。輸出稅還付政策から還付率の引下げ、還付稅の撤
廃、輸出関稅の徴収という輸出関稅政策の段階的調整
は、製品の輸出奨勵から輸出制限への重要な政策転換
であり、大勢の赴くところである。また、國の外貨準
備高の増加スピードを緩和し、輸出製品の構造を調整
し、科學的発展と持続可能な発展を促進する上での重
大な政策決定でもある。
ここ數年の國內タングステン市場の狀況から見る
と、國內経済は2 ケタの成長率を維持し、2008 年上
期の國內総生産も前年同期比10.4%増となっている
が、これが需要の安定成長を後押ししている。一方、
國のマクロ政策の調整、採掘総量拡大傾向の抑制、関
稅の引上げによる輸出規制等が、産業の構造調整、輸
出製品構造の最適化、輸出価格の安定的値上げを強力
に促進していくものと思われる。
國際タングステン市場の狀況から見ると、2001 年
以前の中國の製品輸出の年間平均価格は8,000US $/t
( 金屬、以下同じ) 未満であったが、2006 年には
30,000US $/t 超の34,706US $/t となり、既に3 年間安
定的に30,000US $以上を維持している。これが國際市
場の価格安定化のベースになっている。2008 年の世
界経済は変動的で成長スピードも鈍化し、それが國際
市場の需要の安定成長と安定価格にマイナス要因とな
りえるが、その影響は限定的なものと思われる。
國際タングステン市場価格は今後も安定的に推移
し、小幅な揺れが予想される。
Ⅱ-1-3. 中國タングステン産業における課題とその対策
中國のタングステン業界は(1)企業規模が小さい、
(2)數が多い、(3)産業集積度が低いという狀況はやや
改善されたが、まだ抜本的な改善には至っていない。
経済のグローバル化が進むにつれて、中國の大中型
タングステン企業の強大化を図る上で差し迫った戦略
課題は以下のとおりである。すなわち、APT・酸化タ
ングステン・タングステン粉・炭化タングステンを原
料とするハイエンド超硬合金・耐磨耗部品・バイト・
切削工具・高級タングステン線・タングステン材等の
製品ラインアップの充実を図り、グローバルな生産販
売體制とネットワークを構築し、買収・合併等の方法
で國內市場に立腳するか、または國內市場を強固なも
のにし、國際市場のシェアを拡大し、國內資源の整理
統合を加速し、國際タングステン資源の開発利用を推
進し、生産・科研・販売・投資を一體化した集約化・
國際化された大型タングステン企業集団を形成する。
今後は、タングステンの精密加工と二次加工分野に
おける高技術含有量・高付加価値製品をめぐる市場競
爭の熾烈化が予想される。
(1)顕著な課題
タングステン製錬加工能力が過剰で、タングステン
採掘総量も依然多く、全體的な資源利用レベルが低い。
一次タングステン製品の低レベルな重複建設が続い
ており、早急に製品構造の調整が必要で、粗放型経済
成長方式の転換が迫られている。
産業集積度が全體的に低く、業界全體の競爭力が脆
弱である。

図Ⅱ-1-1. 國內タングステン消費量の推移
(674)
2009.1 金屬資源レポート89
海外情報紹介中國タングステン・モリブデンフォーラム
市場管理が規範化されておらず、適當性競爭・密輸
等の問題が根治されていない。
①タングステン製錬加工能力過剰の問題
 APT・タングステン粉・酸化タングステン等の
一次産品とローエンド「普及品」超硬合金の生産能
力は依然過剰であるにも拘らず、投資プロジェクト
がなお増え続けており、生産能力が拡大している
(図Ⅱ-1-2)。
 2007 年の統計結果は以下のとおり。
 タングステン製錬企業51 社のAPT 生産能力は
16.10 萬t(建設中及び建設予定の1.4 萬t は除く)だ
が、実際の生産量は5.49 萬t しかなく、能力の65.9%
が遊休狀態にある。
 タングステン粉メーカー69 社の生産能力は5.76
萬t(建設中の0.7 萬t は除く)だが、実際の生産
量はわずか2.19 萬t しかなく、能力の61.97% が遊
休狀態にある。
 超硬合金メーカー198 社の超硬合金生産能力は
3.39 萬t(建設中及び建設予定の0.4 萬t は除く)だ
が、実際の生産量はわずか1.65 萬t しかなく、能力
の51.32% が遊休狀態にある。
 タングステン線メーカー33 社の生産能力は295.6
億m(建設中のプロジェクトは除く)だが、実際の
生産量はわずか212 億m しかなく、能力の28.28%
が遊休狀態にある。
 フェロ・タングステン・メーカー7 社の生産能力
は3.1 萬t だが、実際の生産量は1.2 萬t しかなく、
能力の61.29%が遊休狀態にある。

図Ⅱ-1-2. 2007 年主要タングステン製品生産能力と生産量の比較
② 依然タングステン採掘総量が多く、全體的な資源利
用レベルが低い
 2002 ~ 2006 年: 全國のタングステン年間採掘総
量指標は50,092t、実際の精鉱年
間生産量は75,762.6t で、年平均で
採掘規制指標を51.25%オーバー
している。
 2007 年: 全國の年間採掘総量指標は59,270t、実際
のタングステン精鉱年間生産量は80,438t
で、年平均で採掘総量規制指標を35.71%
オーバーしている。採掘総量規制は多少
効果を挙げているものの、全體的な採掘
量がまだ多過ぎる。
 ・ 調査によると、中國のタングステン資源利用率
は依然低く、全國平均でわずか約50%である。
特に小規模企業の資源利用率が約30%と低く、
深刻な資源の浪費を招いている。
③製品構造の最適化問題
 ・ 高級・精密・最先端のタングステン製品の研究
開発が求められている。科學技術への投資、國
外の先端技術に追いつき追い越すこと、企業の
自主革新能力と革新意識の強化、業界全體の國
際競爭力のアップ等の面で依然後れをとってお
り、産業構造の最適化とレベルアップの加速を
妨げている。
 ・ タングステンの初・中級産品の輸出量が総輸出
量の85.8%を占め、初・中級産品の輸出を主と
している局面の抜本的改善がなされていない。
 ・ 國外の先進的なタングステン工業と比べ、中
國のタングステン工業は製品の最適化とレベル
アップを加速し、獨自の知的財産権を擁する先
進的なタングステン製錬加工技術と製品を開発
し、企業の資本運営能力を向上させ、國際化さ
れた管理理念を確立し、グローバルなマーケ
ティング・ネットワークを構築し、國際市場に
おける競爭力を適宜高めていく必要がある。
(675)
90 2009.1 金屬資源レポート
中國タングステン・モリブデンフォーラム海外情報紹介
④全體的な競爭力が脆弱
 中國のタングステン企業は小規模で數が多く、生
産集積度が低い。例えば、超硬合金企業は大小合わ
せて600 余社あるが、規模が100t 超の企業は30 社
未満である。全國のタングステン精鉱生産割當枠內
の鉱山100 余社の中で、精鉱の年間生産量が500t 超
の企業はわずか32 社である。數社の大企業を除き、
ほとんどの製錬加工企業が一次加工品を生産してお
り、製品のレベルと技術含有量が低い。研究開発へ
の投入が少なく、ハイレベルな研究開発機関が少な
く、ほとんどの企業で研究開発への投入が売上の
1%未満で、一部その比率が1 ~ 2%の企業もある。
一方、國外の同業企業のそれは4 ~ 5%に達してい
る。國外企業との格差が大きく、技術革新能力が劣
り、科學技術の進歩のタングステン業の経済成長へ
の貢獻度も低い。自主知的財産権を持つ高エンド製
品を研究開発し、企業のコア競爭力と業界全體の競
爭力を向上させる必要がある。
(2)対策提案
① 総量規制はタングステン業の経済発展方式を転換す
る上でのキーポイントであり、各「見直し」措置を
適切に実行し、タングステン鉱の採掘を規範化し、
採掘量を抑制する。
② 科學的発展観を徹底させ、國が発表した一連のタン
グステン産業政策を真摯に執行し、一次産品生産能
力の盲目的な拡張を抑制する。
③ 地質探査を強化し、タングステン業の持続可能な発
展のための資源を確保する。
④ 市場行動を規範化し、悪性競爭を抑制し、密輸を取
り締まる。
・ 當面のマクロ経済とタングステン業の情勢の変化
を見極め、行政管理の権威性と執行力を高め、タ
ングステン精鉱の採掘総量を厳しく管理し、中國
タングステン資源の優位性を充分発揮し、タング
ステン業界參入関連の措置を速やかに策定・実行
し、低レベルの盲目的な重複建設を阻止し、タン
グステン鉱採掘における「散在・混亂・根本を正
す」という目標を実現していく。
・ 企業自身の発展の方向性を見極め、國が発表した
一連のタングステン産業政策をよく執行し、製品
構造の調整、産業の最適化・レベルアップを重視
し、コア競爭力とリスク回避能力を高め、タング
ステン業経済のより良く、迅速な発展を促進して
いく。
・ 溫家寶総理がタングステン業百年の計として提示
した「保護と合理的な開発利用の方針を堅持し、
タングステン業の持続可能な発展を実現する」と
いう重要な指示を実行に移し、科學的発展観を実
現し、企業の自主革新を加速し、業界の協調と自
律を強化し、市場とタングステン価格を安定さ
せ、調和のとれたタングステン業を確立し、業界
全體で調和のとれたwinwin の関係と持続可能な
発展を実現する。
・ 鉱山地質探査事業を強化し、循環型経済の発展と
環境保全に力を入れ、資源利用率を高め、資源の
再利用とリサイクルを提唱し、最大限かつ経済的
な方法で回収可能な全てのタングステン資源を回
収し、既存鉱山の利用年數の延長を図る。
・ 國に対しタングステン製品加工貿易の管理を強化
し、加工貿易禁止類品目に関する政策を整備し、
政策によるバランシングと調整機能を発揮させる
ことを提案する。
・ 鉱山地質探査事業を強化し、循環型経済の発展と
環境保全に力を入れ、資源利用率を高め、資源の
再利用とリサイクルを提唱し、最大限かつ経済的
な方法で回収可能な全てのタングステン資源を回
収し、既存タングステン鉱山の利用年數の延長を
図る。
・ 國に対しタングステン鉱資源の備蓄制度を構築す
るように提案する、新たに発見された鉱區をよく
保護し、大中型生産鉱區に生産模規保護區を設け、
タングステン業の持続可能な発展のための資源を
確保する。
・ 中國タングステン協會は引続き政府に対しタング
ステン業の整理統合及び総量規制と輸出管理の強
化を働きかけ、中國タングステン業の全體的競爭
力を高め、科學的発展の促進に努める。


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